2013年8月5日月曜日

バニラビーンズ 北欧の風とは 〜 TIF 2013

Twitterのプロフィールに
「バニラビーンズを応援しています」と書いていながら、
ブログには、バニラビーンズの「バ」の字も書いていませんでした。
(バニラビーンズの公式HPはこちら


理由は、ただひとつ「好きすぎる」からです。

でも、

やっとバニラビーンズの事が書けそうですので、
以下に、思いの丈を記します。



ちなみに、私は
アルバム「バニラビーンズⅢ」が好きです。
(iTunes Store はこちら




メガネスーパーのCMは、皆さんご覧になってますよね?

レナさんとリサさんのキャラの対比が面白く!かわいい!
誠実にバニラビーンズの二人を考えて、CMが作られたことがわかります。







メイキングもどうぞ。




バニラビーンズは、

「北欧の風に乗ってやってきた清楚でイノセンスな雰囲気をもつ2人組」
のキノコ頭担当のレナさんと外はね頭担当のリサさん。


その魅力は、

「適度に力が抜けているように見えるが、
アイドルとしての完璧で安心な個性の確立には
一切、手を抜いていないプロ意識」

…だと思います。


最新曲の「マスカット・スロープ・ラブ」のMVです。



2人のビジュアルのすばらしさ。ファッションやダンスの個性。楽曲の魅力。

この映像、一発で伝わってきます。

少し、コントラストが浅めの色調もサウンドの軽やかさと合っていると
思います。


TIFでのライブもとても楽しかったです。


キャリアで言えば、バニラビーンズは新人ではありませんから、
いつも余裕があって、パフォーマンスもMCも完璧。
重要なのは、
バニラビーンズは観客に一切の緊張感を持たせないのです。

それは、MCの魅力が大きいと思います。

TIFでも、


途中で会場に入ってくる観客に
「外は、暑いでしょう。ここで涼んでいってね」

「北欧の風よ」(笑)

とか、

「私達が唯一アイドルになれる場所がTIF」

などと、
ゆったりと笑える面白い言動の数々…。


メガネスーパーのCMの話になって、

観客のメガネはどこで買ったのかを質問したり(笑)


とにかく、MCが自由で心地よいのです。


TIF 2013でいろいろなアイドルのライブを見ましたが、

みなさん、
MCは意外と画一的でした。


これは持ち時間が短いことが大きな理由だと考えられます。
そうなると告知の話が多くなってしまいます。
仕方が無いことです。


でも、
例えば、ボートレース多摩川で定期的に行われる
アイドルライブ(HPはこちら)があるのですが、

これは、10時30分頃からレースとレースの間の短い時間に
イベントステージでライブをします。

(アイドルを間近で体験できる素晴らしいイベントです)

午前中は、
とてもパフォーマンスの持ち時間が短いのです。


でも、バニラビーンズはMCで、
「今日は、寒いねぇ〜」「この衣装は間違えた(笑)」
などと、ぐっと観客との距離を詰めて興味を引き寄せました。


ボートレース目当てのおじさん達も、
みるみるうちに集まってきます。

バニラビーンズのキャリアは伊達じゃないことの証明でした。


これで、記事を終わりにしたら、

ただ話のうまい、カワイイ子の話で終わってしまいます。


もちろん、バニラビーンズはそれだけではありません。



バニラビーンズのダンスと歌の魅力も素晴らしいです。


私は、「他と違う事」「違うことを目指す姿勢」を
いつも尊敬してしたいと思いながらアイドルを見ています。


振り付けは、楽曲ありきです。

バニラビーンズの楽曲は
現代的なシンセサイザーや低音のがっつりきいたサウンドでは
ありません。

バンドや、打ち込みでも出過ぎない低音感です。

それが心地よく「バニラビーンズらしい楽しさ」を感じさせます。



振り付けは、

マイクスタンドを立てることで、
両手を自由に動かします。

基本的に2人がぴったりとシンクロしている
何か現代アートの雰囲気すら感じさせてくれます。




そして、歌。

素人ではない「プロのアイドル性」を感じさせる絶妙な声質。
ライブでもCDと変わらない完成度。

楽曲のキーの設定等、2人だからこそばっちり調整が出来ているのだと
思われます。

だからこそ「歌」も完璧で、無理が無いのです。



いまさらですが、

高い声がでれば「うまいボーカル」とか「良いボーカル」
ということではありませんよね。

肝心なのは「世界観を表現できているか」なのです。


アイドルとして、

人数が多くなれば、
メンバー全員の「音域」や声の「おいしい部分」を活かすことは
難しいのです。

(ま、それはそれで、きっと魔法の技術があるとは思います)


つまり、2人であることもその完成度に貢献しているわけです。








この個性……。


その世界にひたることの気持ちよさ。
爽やかさ。


それが「北欧の風」だと私は思います。


リラックス。品がよくデザインされた世界。


やはりバニラビーンズはブレていません。
独自のアイドル世界を貫くための筋を通しつづけています。

それがバニラビーンズの信頼感。

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