4月2日 上野Brash で行われたライブに
Fleur*(ふるーる)の加藤未来さんが出演した。
思い起こせば、
数ヶ月前に偶然Fleur*を知り、
加藤未来さんの存在を認識したその日から、
アイドルとしてだけでなく、ボーカリストとしても、
大好きな人になりました。
「もっと加藤さんの唄が聞きたい」と思いました。
渋谷のライブハウスで、加藤さんから直接、
ソロアルバムを発表してる事を教えてもらい、
ソロとして出演するライブでそのCDを購入できる事も教えてもらいました。
「これは買いたい!聞きたい!」
ライブ当日、仕事を速やかに済ませて、会場へ行こうとした時、
加藤さんの出演が中止になった事を知った。
ソロアルバムはお預け…。
体調不良だった加藤さんも復活して、
その後も、何度かFleur*としての加藤さんをライブで見た。
その後の「卒業」の発表。
加藤さんの魅力は沢山あります。
ビジュアルの良さやアイドルとしての存在感もある。
可愛らしい声と唄の技術的なうまさ。
例えば、
ファルセットにつながる時のうまさ。
歌い終わりに息を抜く演出の巧みさ。
ダンススキルの高さ。
例えば、姿勢の良さが上品な印象を与え、
キビキビとビートを感じる動き、
ダイナミックさと優雅さを兼ね備え、
そのさじ加減も見事。
いつも加藤さんは、心地よい風が吹くように踊る。
どこか重力からも解放されてるかのようです。
そして、キャラクターの魅力。
例えば、
いつも謙虚でマジメ。
ちゃんと話ができるしっかりした人です。
でも、
今日、さーやんのソロコーナーでは、
客席最前列に入りお客さんと一緒に盛り上がる
自由さ、大胆さ。くったくのない笑顔。
素晴らしい光景でした。
話は戻って、私はソロアルバムを買えないまま
一ヶ月ほどが経過して、買えたのが今日。
卒業前の2回のライブの内の1回。4月2日。
多くのアイドルが会場を盛り上げる中、
いよいよFleur*から3人がステージへ。
あやめろちゃんが2曲歌い。
さーやんの途中から、加藤さん、あやめろちゃんが参加。
そこから、加藤さんのソロコーナーになり
2曲を披露。
こんなにせつなくて、こんなに楽しくて、
こんなにやさしくて、その全てが同時に襲ってくるライブは、
体験したことがありません。
これも一生忘れない光景。
加藤未来さんをアイドルと呼んでも、
アーティストと呼んでもどちらでもいいと思う。
1人の才能があり、努力もできる【加藤未来】という表現者がいて、
彼女の表現・存在に、心を奪われて夢中になった人が沢山いた事実。
それは無数の偶然と愛情が起こした奇跡だと思う。
加藤未来さんは、周りの人に対する感謝の言葉を言ってくれる。
でも、今日だけはあえて、「真実は違う」と言いたい。
「全ては、加藤未来という人がいたから始まった物語なんですよ!」と。
みんな、加藤さんがいたから、集まった「集まりたい」と思ったのです。
この物語の主人公は、私やお客さんじゃない。
加藤未来さんです。
私は、その加藤さんの物語の【通行人A】でも【お客B】でも
存在できたことに幸せを感じて感謝しています。
最後に、
この物語はまだ続きます。
どんな形であれ、いつか人は別れます。
120%の寂しさに打ちひしがれても。
どうすることもできなくても、
生きている人同士の別れなら、
まだ、よしとして、送り出したいと思えます。
加藤未来さんは、才能ある表現者。
歌や音楽を切り捨てる事はできない類いの人です。
世界に「絶対はない」とはいうけれど、
ステージで加藤さんの唄を聞くことは
この先ないかも知れない。
「今日も、加藤さんは、唄を歌ってるかな?」
などと私が思う時、
きっと加藤さんは歌ってると思うんです。
鼻歌かもしれないですが。
ただ空間を共有してないだけ。
加藤未来さんの音楽だけじゃない
もう存在感そのもので、私達はずっと繋がっています。
そして、
私は、勇気ある加藤さんの選択を支持し、応援します。
私の好きな加藤未来さんは、そういう人だった。
そういう加藤未来さんが、好きなんだ。
P.S.
リンクスのレコ発トークショーでの朝起きたら「お湯を飲む」と言った時に、
私もそうなので、2割り増しで好きになりました(笑)
※ライブ体験後の夜の精神状態につき、もろもろご容赦ください。