2013年8月11日日曜日

ぽにきゃんアイドル倶楽部〜アイドルのネットの活用を考える


インターネットで情報を収集する事のデメリットでよく言われるのが、

「自分の欲しい情報以外に出会う可能性の低下」

「"欲しいとも思っていない情報"に出会って、結果的に、自分に有益になる」

…という事が難しいという事です。

それに対して、
Amazon等で「これを買った人はコレも買っています」というような
いわゆるアグリゲーター(用語解説はこちら)サービスで
自分の意志以外での出会いの機会は増えています。


このような


「予定外の出会い」


を広げていくことがこれからのアイドルにはもっと必要になりますし、
その観点から


ニコニコ動画の番組
「ぽにきゃんアイドル倶楽部」


…に注目しています。



今は、どのアイドルもYouTubeやニコニコ動画、Ustreamを中心に
テレビ・ラジオ以外のインターネットメディアを
公式なPVを配信する以上の広報宣伝活動としてフル活用しています。



例えば、

アイドリング!!! は、
YouTubeに公式チャンネル(こちら
ニコニコ動画に公式チャンネル、
ニコはちライブの視聴販売こちら
フジテレビオンデマンドでの番組配信(こちら


バニラビーンズは、
Ustreamで「バニビうらび」(こちら
という番組を配信しています。


アップアップガールズ(仮)は、
YouTubeの公式チャンネル(こちら
ニコニコ動画の公式チャンネル(こちら
Ustreamの公式チャンネルは(こちら


東京女子流は、
YouTubeの公式チャンネル(こちら
Ustreamの公式チャンネルは(こちら


風男塾は、
ニコニコ動画の公式チャンネル(こちら


夢みるアドレセンスは、
YouTubeの公式チャンネル(こちら


さんみゅ~は、
YouTubeの公式チャンネル(こちら
ニコニコ動画の公式チャンネル(こちら


9nineは、
YouTubeの公式チャンネル(こちら


…など、
書き出したらきりがないほど、
多くのアイドルの皆さんが
PV以外のオリジナルコンテンツを配信しています。


ビジネス的な話は、
詳しい方におまかせするとして、


どれも内容が工夫されていて、単純に楽しいですよね。


これらの動画にふれた結果として、

アイドルのパーソナリティを身近に感じて
CDを買ったり、ライブに行くことになります。

アイドル本人・運営・制作の皆さんは大変だと思いますが、
アイドルファンとしては、ありがたい事です。


でも、ここでやはり、「インターネットの特性」が出てしまいます…。


「検索しないと出会わない」


これはもったいない。




例えば、Tokyo Idol Festival 2013 に代表されるフェスは、
「偶然の出会いの宝庫」です。


実際に私も、
TIFに行って、興味を持ち、
CDを買ったり、ライブを見たりするようになりました。


「"偶然の出会い"をもっとインターネットの世界でやったらいいのに」


単純にそう思うのです。


そこで、注目なのが…


ニコニコ動画の番組
「ぽにきゃんアイドル倶楽部」(HPはこちら


ポニーキャニオンに所属しているアイドル達が
毎回複数組出演しているバラエティ番組です。


この番組の見どころは…


毎回の企画を通じて、
アイドル同士の屈託のない楽しいやり取りが見られる事。

テレビ番組のように細かく時間が制限されていたり、
綿密な台本があるわけでもないので
「アイドルが自分のペース」
「自分の言葉で話している」
よりアイドル個人のキャラクターを感じられる事。


もちろん、
司会の吉田アナをはじめとして、構成も色々な配慮もしっかりと
ケアされた上で、ゆるく自由にまとめられています。
(ここのさじ加減が難しい所だと思いますが…)


少なくとも現在の地上波のテレビでは実現が難しい
素敵な番組です。


そして、こういう番組を体験した結果、

番組きっかけに、推しメンが増えたり、変わったりして、
CDを買ったり、ライブに行ってみたり。


流動的な事が起こりますよね。


もちろん
「ぽにきゃん〜」の場合は、
出演しているアイドルの誰が売れても、
ポニーキャニオンの売上につながります。
そういう番組ではありますが、



例えば、

"事務所も、レコード会社の利害関係を越えて"
アイドルシーンを盛り上げるための小規模なお祭りとして、

「◯というアイドルの公式チャンネルに△というアイドルが出る」

これを年に1〜2回やるというのは、
いかがでしょうか?

お互いにPRをしあうのです。

誰かひとつのアイドルに興味を持ってもらえれば、
その輪が広がっていく。

いいなあと思うのです。

例えば、

東京女子流と9nineのコラボ。

質の高いエンターテイメントであるアイドルシーンが
アイドル同士が相互に高め合う、盛り上げ合うことが

アイドル個人の未来にもつながるように思うのです。

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