2013年8月4日日曜日

東京女子流 の未来。TIF 2013 の思い出とともに


ダンス。

どうしてダンスというものが人の心をとらえて離さないのか
私は彼女達のダンスを見るたびに思います。


東京女子流。(公式HPはこちら


音楽を全身で表現する為に生まれてきたような人達。


何度目かの東京女子流のライブが
先日のTIF 2013でした。


もちろん、

「ダンスが凄い事」と「アイドルの魅力」はイコールではありません。


でも、

「アイドルの魅力」は「独自の世界観を持っている事」が重要で、

「ダンスの凄さ」は「独自の世界観」たりえると思うのです。


つまり、


東京女子流は、

「ダンスという武器でアイドルとしての唯一無二の魅力を発揮している」

と、私は言いたいのです。



これは2010年5月発売の「おんなじキモチ」という曲です。

シンプルでカワイイ、ダンスです。

もちろん、揃っているフリがビシッと揃ってたり、

「カワイイ素人の女の子がダンスの練習をしてアイドルやってます」

という感じはゼロで、

この時からすでに「一流のパフォーマンス」です。

でも、

彼女達の攻めの姿勢は、もっと過激に上を目指しているのでした。



2011年5月発売「鼓動の秘密」です。

この衣装、いつみても素晴らしいです。カワイイ。かっこいい。

そして、どんどん、大人っぽいビジュアルになっていきますね。

パフォーマンスも、
「これぞ東京女子流」というような、

他の追づいを許さないダンスと、
「キャッチー」と「難解」の境界線ギリギリを攻めるような凝った楽曲。

私達は、無意識のうちに
「聞き慣れたメロディ」や「なじみのあるコード進行」を先回りして
楽曲を聴いています。

東京女子流の楽曲は、
そういう感覚でいると「新鮮な気持ち」になる楽曲が多い気がします。

制作側の皆さんの確実な「意思」を感じます。

そういう攻めの姿勢がなければ、アイドルというエンターテイメントをやる
意味が無いと私は思います。


何かの二番煎じでは「少女とビジネスマンの思い出づくり」

で、終わってしまうでしょう。
(ひにくな言い方ですけど)




近年のアイドルの楽曲と比べれば、
東京女子流の楽曲のメロディとダンスは、
少し大人びて懲りすぎているかもしれません…。

けれど、

私にとって東京女子流は、
いつも「高度」なことをやっているイメージがあるので

少し難解な部分があった方が、

「孤高の存在」

という感じがして、
なんだか東京女子流に合っていると思えるのです。


好きです。



東京女子流のダンスの美しさは、

バレエダンサーのような、姿勢の良さ。立ち姿の美しさ。

圧倒的な練習を乗り越えた者しか到達できない領域を感じさせます。


ライブで見ると、

ステージの前後左右をダイナミックに使ったフォーメーションの変化、

その時に、常にビシッとしている、あいまいさがありません。

「揃える動きが揃っている」「列が揃っている」


言葉で書けば簡単ですけれど、それを歌いながら移動しながら
できるかどうか。

TIF に参加するアイドルのどれだけが出来るのか………。


アイドルの魅力はライブ。


東京女子流に注目することは、

孤高のアイドルの未来を見つめる事になる。

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