2013年8月3日土曜日

bump.y との鮮烈な出会い〜TIFでの思い出

TIF 2013が終わってから一週間が経ちますが、
いまだにその余韻を感じながら、日々の活力の糧として、
生活できています。

年内は余裕で生きていけそうです。(^_^)


そんなことよりもbump.yです。(オフィシャルHPはこちら


例えば、
(私の場合は)バンドものですと、

ライブに行った帰りに
「CDの方が良かったな」とか、「ライブは下手でがっかりした」とか、

時々ありますが、アイドルは、そういうことがない。


その理由は、

「アイドルにとって音源(CDやダウンロード等)は、
その魅力を伝える手段・媒介としてはごく一部分に過ぎない」


…からだと思います。


逆に言えば、


「アイドルの魅力を感じられる一番の瞬間は、ライブにある」


…ということです。


話を、bump.yへ戻します。


以前より、
bump.y というアイドルグループの名前は知っていました。

桜庭ななみさんもCM等で顔は知っていました。


bump.y の「kiss」という曲もラジオで聞いてはいました。


正直、ピンとは来ていませんでした。


理由は、

bump.yはつかみ所がない感じがしていたのです。
(ごめんなさい)


でも今は、まったく違います。


つかみました。つかめました。


bump.yは独自色のある、れっきとしたアイドルグループでした。


TIF 2013初日の夕方。


私は友人と、黄昏アイドリング!!!を見るために、
屋上のAZURE STAGE へいました。

黄昏アイドリング!!!が終わり、
大満足で帰ろうとした時に友人が一言

「どうせエレベータで待つことになりますから、
bump.y見ていきましょうよ」と。


「それもそうですね」と私。


アイドリング!!!の観客が多かった為に、
会場の小さなエレベータでは地上に戻るのに時間がかかるので、

bump.yを見てからでも、遅くはないという考えでした。


結果的には、大正解でした。

(アイドリング!!!のお客さんも、少しして戻ってきました)


私は、ほぼ最前の真ん中という素晴らしいポジションで参加できました。


すぐに、bump.yが登場。ファーストコンタクトです。


もうね、かっこいいんです。皆さん。


ここで、私が思ったbump.yの魅力。


<楽曲のクオリティに独自性がある>
AKB48の大ヒット以降、アイドルの楽曲のサウンドとメロディは、
AKB系と言えるまでに他のグループからも量産されています。
そういう曲調も好きですが、

bump.yはまた、
楽曲でも独自性を出そうとしているようです。

楽曲の基本は「女の子の可愛らしさ」を感じるような
ポップス感が満載です。

昔のアイドル的なセンスと、
現代のアレンジ、サウンドをミックスしたような楽曲の世界が
感じられました。


<女優業をやっているだけあって豊かな表情を活かすようなダンス>
bump.yは表情が実に豊かで表情も含めた楽曲表現を基本としているようです。
さすが、女優だなぁと感じる瞬間がいくつもあります。


<観客とのコール&レスポンス>
例えば「私達がAと言ったらBと返してください」というような、
指示をして、曲が始まる。

考えてみれば、

私が応援するアイドリング!!!では、私は体験したことがありません。
アイドリング!!!でやってくれたら楽しいなぁと素直に思いました。

ちゃんと、丁寧に説明し、練習して、曲が始まる…

こういうことも新規や初見の観客には参加しやすくてよいと思いました。


…その他にも、
がんがんこない感じ、丁寧な言葉遣いでお行儀の良い。
少しはにかむ様な笑顔が、印象的。
そこに彼女達の素直な部分が見え隠れするようで、

実に音楽で表現しているbump.yの世界観と合っているように思います。


TIF 2013 初日 屋上ステージでもっとも印象に残った瞬間は…

セットリスト最後の曲「SAVAGE HEAVEN」です。







この曲は、一聴してわかるように、シリアスな曲です。

ちょうどその頃、客席からは、ステージの背景のように空の奥のほうで
雷雨が見え隠れしはじめていました。

音楽が始まると、厚く黒い雲の隙間が、雷で光っています。

「なんか凄い事になってきたな…」

昼間の灼熱が嘘のように、涼しい風が吹き始めました。


そして、
曲の静かになるところ(4分15秒あたり)で、

急に、凄く強い風が、

ステージ

客席

…へ吹いてきました。


客席がどよめきました。


完璧なタイミングでの自然による演出でした。


「こんなことがあるのだろうか…」



感動しました。


それは、
彼女達の隙の無い世界観の表現があればこそ成立したことであることは、
言うまでもありません。


貴重な体験をしました。



というわけで、
2日目も室内会場でbump.yのライブを堪能しました。

高月彩良さんのライブでの振る舞いすべてが、
華やか、フランクで、とても感動したことを付け加えておきます。
(高月彩良さんのブログはこちら


さて、

桜庭ななみさんの主演のテレビドラマ「リミット」(HPはこちら

私は、第一話にアイドリング!!! 15号の朝日奈央さんが出演されると聞いたので、
録画していました。
(オープニング映像の桜庭さんの後ろに朝日さんがいますね)

その後のbump.yとの出会いで、
ドラマも見逃せないものになりました。

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