今、この日本で生活する人として、
「アイドルエンターテイメントに興味を持たないのはもったいない」
タイムマシンがあれば、
そう、過去の自分に忠告する所ですが、
それは今のところできないので、
後追いでも、
積極的にCDを手に入れたりするようにしています。
(もちろん、
私がアイドリング!!!ファンになるように、
未来の私が仕向けたかもしれないということは、
完全には否定できませんけど…ネ)
というわけで、
「9nine」です。 (http://9nine-fan.net/index.html)
TIF 2013で、ステージを見て、
想像を遥かに超えたダンス・パフォーマンスに感動しました。
ワンマンのコンサートと違い、
TIFの場合は、ステージの演出にも限度があります。
しかし、
9nineには、限度はありませんでした。
第一印象は、
メンバーの皆さんの華奢(きゃしゃ)で小柄で可愛らしいビジュアルでしたが、
5秒後には、その表現力に心を掴まれてました。
観客の熱狂もすごかったです。
その時、
「あぁ〜、9nine の時代は、とっくに来ていたんだなぁ…」
「もっと早く聞いとくべきだったなぁ」
…と思ったのでした。orz
プロデュースは天下のagehasprings (http://ageha.net)です。
アルバム「9nine」関連からのようです。
その前のビクター時代のアルバム 「second 9」はロック系でしたが、
ソニーに移り、ガラリと変わりましたネ。
agehasprings 。
気持ちいところへちゃんと行ってくれるメロディと、
少し切なさを感じさせるコードセンス。
トマトゥンパインでの最高の仕事ぶりや
遠藤舞さんの「Today is The Day」を例に上げるまでもなく、
高評価を受け続けつつ、
チームならではの幅広く多くの楽曲を手がけていますネ。
そして、
このアルバム「9nine」の1曲目「Fly」を聞いた時、
「間違いない」
…と思いました。
全曲、気持ちがいいです。
メンバーの声を最大限に活かした「完璧な曲」しか入っていません。
agehaspringsのプロデュースで私が気に入っているのは、
メロディやアレンジもそうなのですが、
それ以上に、
ボーカルの処理やミックスのバランス、
聞こえ方の調整が、本当に心地よい所です。
いろんなJ-POPを聞くと、
ボーカルの処理は全然違いますよね。
特に、9nineは、ユニゾンで歌うところのミックスされた
声の聞こえ方、本当にクリアーで、
agehaspringsでしか聞くことのできない聞こえ方なのです。
何かものすごく丁寧かつ、すごいテクニックがあるのではないでしょうか?
「9nine」というアルバムは、
「9nineのベストアルバム」的なコメントが公式サイトにありましたが
その文句は正しくて、私は、
全曲シングル・カットしてもいいような内容だと思いました。
例えば、漠然と書きますけど、
若いJ-POPが好きな人も絶対気に入りますし、
つまり、
アイドルがどうとか、川島海荷さんがどうだとか、
全く、意識しなくても、
このアルバムは、気にいるはずなんです。
その位、完璧です。
これは、国民的なヒットになってないとしたら、
この国はどうかしてるとすら思いました。
(それは言い過ぎですかね…笑)
人にプレゼントしたいアルバムです。
あと、
さすが、レプロのアイドルです。
ビジュアルのイメージコントロールが完璧ですね。
PVもちゃんとしてます。
「ちゃんと」というのは、
決めた方向にちゃんとやるということです。
最近のPVを見れば、全くぶれていないことがわかります。
また、
その高度な要求に応えられるメンバーの才能と努力と根性が
すごいです。
振り付けがすごいことになってます。
繰り返しが少ないです(笑)
では、「9nine」収録曲のPVで今日はお別れです。
「少女トラベラー」
見た目の、あどけなさの残る可愛らしさと
ガッツリとしたサウンド。
イントロのシンセのスタッカートのフレーズにしびれました。
あらゆるバランスが絶妙で、新鮮な体験ができます。
「チクタク☆2NITE」は、PVが可愛いです。
編集が気持ちいいです。
ちゃんと使うべき表情をしっかりと見せてくれます。
他の曲も、
ほんとうに素晴らしい曲ばかりですので、
見たことのない人は、ぜひ注目してください。
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