2013年7月25日木曜日

アイドルにおいて、有名プロデューサーは必要ですか?

楽曲における「アイドルの個性」とは、何でしょうか?


そんな事を考えながら、ふっと思い出しました…。


昔、小室哲哉さんが作った、
華原朋美さんのデモ曲をテレビで流していました。

(ネット上のどこかにあるかも…)


それは、
小室さんが歌った音声をデジタル処理して、
華原さんのキーを変えてデモテープを作成していました。

そして、

そのキーを変更した小室さんの声が
華原朋美さんの声、歌い方にソックリでした。


「聞き込んでいくうちに、刷り込まれて似てしまった」

と私は思いました。


つまり、

私達が知る「華原朋美さんの歌唱スタイル」は、
「小室さんの歌唱スタイル」でもあったと言えるのです。


他方、


つんくさんの楽曲も
必ずつんくさんの歌い方がインスパイアされてると感じます。

実際、ボーカル録音の際には、
つんくさんは、録音ブースに入って
となりで歌って指導されます。


あと、
ジャニーズの方も、

作曲者が有名ミュージシャンの場合
特にボーカリストの場合は、
影響されると感じる事が多々あります。

氷室京介さんや、B'zを始め、
もともと歌唱スタイルに特徴のある人が手がけられた時は、
分かりやすい時があります。


私は、
アイドルにとってそれが「良い事」なのか、
「そうじゃない」のかは、よく分かりません。

両方の面があるとは思いますが、

それが最終的にアイドルの利益になっているなら、
OK、納得しようという感じです。


「⭕⭕プロデュース」

が功を奏する時もあります。


でも、

特に色んな人に楽曲提供する人の場合は、

その楽曲を買う、
それぞれのファンにとっては、


自分の応援する人の為に作られた曲という
「オンリーワン」感が薄れると感じるのも事実ではないでしょうか。


「Aさんの為の楽曲」と思いづらいという感覚…。


「この方は、曲のストックがあって、どれでも良かったのではないか?」
なんて思ってしまう時もあります。
(^_^;)


そして、

ボーカルスタイルまで
変わっちゃう程にプロデュースされてしまう事の功罪も、


「ブランド品」としての分かりやすさと、
だからこそ、
拒否したくなる人もいますし…。


そういう面でも、

AKB48の場合は、
秋元康さんが楽曲の選択を行っていますし、

もう見事に世間に「AKB的な曲」というスタイルは浸透してますね。

ラジオでも「1000曲のデモの中から選ぶ」と言ってました。

1000曲の中から、
選び、編曲・サウンドメイクで、
いつものAKBスタイルに仕上げるということですね。


でも、
秋本氏は存在は目立ってますけど、
作品の中には、
オーバープロデュース感は薄いと感じます。

そして、
シングルのカップリングや、ソロ曲では、
有名ミュージシャンがガッツリとプロデュースする。

そのバランスの良さ「分かってる感」あり、
ほんと抜かりがないです。


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