2014年8月11日月曜日

リンクス 佐藤ありさ 挑戦の先の景色 〜TIFと水球ヤンキース〜





いくら戦闘意欲があったとしても、
全員が平等に戦える世界ではない。

強く願っても、祈っても、その場にすら立つことができない人がいる。

「私にできるだろうか」

不安をなんとか押し殺しながらも、期待に応え続けたその先で、
気がつけば、沢山の仲間たちが見ることができなかった
景色を見ることができる人がいる。

いつかタイムマシンができたら、
あの日の私になんて言おうか。




私の今年のTIF(Tokyo Idol Festival)は、
まず、リンクスのスケジュールを確認することから始まりました。


8月2日(土)、3日(日)の2日間。
140組近いアイドルがまばゆい光を放ち、
沢山のファンが声援を送りました。

その沢山の輝きの一つがリンクスです。
http://ameblo.jp/links1919/

リンクス(Links)は、2日は、Doll Factory、
3日はFestival StageとEnjoy Stadiumでライブ出演がありました。
そして、両日とも無料握手会と物販(特典会)がありました。

どのステージでも、
リンクスはいつもの屈託のない砕けた明るさでそこにいました。

初日のDoll Factory。
TIFならではの豪華なステージセットとしっかりとした音響。
ステージの奥行きと左右を目一杯使ったダイナミックなパフォーマンスにも
力が入ります。持ち時間も短めですので、MCや自己紹介も手短に、
パフォーマンスに時間を割いているのも、
TIFのショーケースとしての側面をしっかりと理解していることが
伝わってきました。楽しめました。

2日目。
午後の暑い時間に、ダイバーシティ・ガンダム立像横のステージ、
Festival Stageでのライブです。

ここは無料スペースですので、
TIFのパスを持っていないお客さんも観覧することができます。

このステージの最後の曲は新曲「最高の未来」です。
暑い日差しの中、テンポの早いアゲアゲの曲を披露するグループも多く、
リンクスもそのようなタイプの曲が盛り上がることは分かっています。
でも、あえてミディアム調の「最高の未来」を持ってくるという
セットリストに込めた気持ち。

アイドルファン以外の観客がいる中で、色々なタイプの楽曲を披露することは
大きな意味があると思いました。沢山の観客にアピールすることができたと思います。


そして、もう一つのライブは、夕方のEnjoy Stadium。
1曲目はイカネバの娘。アルバムバージョンです。


このPVはシングル・バージョンですが、

アルバムバージョンでは、
全体的に音の分離がよくなり、つややかになっていると感じました。
この違いを確認することも、
9月3日(水)発売のアルバムの「LINKS to You」の楽しみの一つです。

Amazonではまだ「タイトル未定」になってます(^_^;)



私が密かに、約140組のグループ中、
リンクスは最高クラスなのではなかろうか?と思えることがあります。

それは、
ステージからのいわゆる「レス」の多さ、細やかさです。

そもそもこの「レス」という言葉自体、私は最近知りましたが、
彼女たちはステージ上から本当に客席をよく見ていると思います。

目が合えば嬉しいもので、そういう努力もリンクスからは感じられます。
まだ、そのあたりも期待しつつライブを楽しんでみてください。

そして、
TIFでもそうでしたが、リンクスのMCで個人的に嬉しいのは、
佐藤さんが多く話すようになったことです。

きっとこれは佐藤さん自身が、MCの取り方、会話への入っていくコツを
掴みつつあるのだと思います。

限られた時間の中で、必要な告知をしながら合いの手以上の会話をすることは、
難しい場面も多いわけですが、佐藤さんはそこに果敢に挑んでいます。

「ありちゃん、可愛い!」

…という感想をもらうために、
たゆまぬ努力と工夫を重ねて1回のライブ、1回のMCが形になるのですね。


TIFの2日間を通じて、
すべてのライブにおいて、リンクスファン以外の観客も多く、
その注目度の高さも感じることができたのが私は嬉しかったです。

アイドルに限らず、
表現者は、パフォーマンス(作品)を見てもらってなんぼです。
見てもらえなければ何も始まりません。



佐藤ありささんはセンターです。
センターでも、色々なタイプのセンターがいると思いますが、
佐藤さんは、自信と安定感を携えて
グループとファンを引っ張っていくセンターではありません。

堂々と思い切りのよいパフォーマンスが魅力ではありますが、
基本的にただようのは、
「寂しがり屋で甘えん坊で人懐っこい妹」という雰囲気です。

そんな甘えん坊が堂々と自由に、振る舞えるのも、
苦楽を共にしてきた今のメンバーとの強い絆があればこそです。


そんな可愛らしいセンターを、時に支え、時に手本となり、
時に引っ張っていくメンバー。

「それがリンクス」、
「それこそがリンクス」だとも言えると思います。


そんなリンクスと共にTIFの2日間を過ごしました。
ヒリヒリとした日焼けの痛みを感じるたびに、
TIFでの充実した2日間を思いだしました。






























「佐藤ありさ 美少女、見つけた!!!」
http://wpb.shueisha.co.jp/2014/08/03/33489/

「週プレnet EXTRA」
http://shupure-isp.shueisha.co.jp/extra/so-net/index.html#208sato_arisa



今年は、特に目立って 佐藤さんは個人での活動が目立ちはじめました。

このルックスですから、
遅かれ早かれと言いますか、当然のことだと思います。




ファースト・ソロDVDも安定の可愛らしさと爽やかな魅力が満載でした。

セカンドDVDも発売されるとのことで、
こちらも期待です。


そして、注目なのが、
ドラマ「水球ヤンキース」(フジテレビ・毎週土曜日・夜11時10分)です。
http://www.fujitv.co.jp/suikyuyankees/index.html


皆さんは、ご覧になっていますか?

私は4話を見ることができました。
事前の詳しい情報はありませんので、
「どこに、ありちゃんはいるのか…」と
1シーン、1カットを見逃さないように見ていました。


集中力が途切れそうなその時!


いました!



番組の終わりの終わりのシーンです。

















(画面を写メしたもので、鮮明でなくてスミマセン)


主人公の学校と敵対する学校「水蘭」の女子水球部員の中に、
佐藤ありささん登場です。(もちろん、右から2人目)



握手会等で、佐藤さんのキャラクターを知っている者としては、
「緊張して、その緊張を度胸で覆い隠して、
撮影に望んだんだろうなぁ。ファイト!ありちゃん!」
という気持ちでいっぱですが(^_^;)、

それ以上に、着々とチャンスが広がっていくことが
嬉しくて仕方がありません。


来週は、この女子水球部員との対決のシーンがあるはずですので見逃せません。
ぜひ、皆様ご覧いただき、ライブの特典会などで、佐藤さんに直接、
感想を伝えてあげてください。






















というわけで、
最後に、昨日8月9日に、上野BRASH行われた、
佐藤ありささん生誕ライブについて。
(誕生日は8月8日で16歳になりました)


個人的に、グッと来たのは、ラスト曲前の、

もうすぐ卒業してしまうメンバーの
さいとう光恵さん(みっちゃん)からの手紙の朗読です。


その内容は、
とても心のこもったメンバーからの愛情たっぷりの内容でした。
みっちゃんの言葉であることも大きなメッセージとなって、
佐藤さんの心に届き、肩を大きく震わすほどの涙となりました。


それは、世界でリンクスの5人だけが共有する
お互いを思いやり、苦楽を共にした経験。


うまく行った日はみんなで喜んで、
誰かがくじければ、励まして支えてきた。
これは宇宙でこの5人にしかできないこと。
5人にしか実感できない感情。


佐藤さんは言っていました。
「一人でのお仕事が増えていく中で、不安なこともある。
私が、悩んでいる時も、メンバーは気づいてくれる。
そして、メンバーといれば、悩んでいたことも消えている」と。

この言葉が、
いかに佐藤さんの心をリンクスメンバーが支えているのかについて、
すべてを表していると思います。

メンバーみんなが、佐藤さんに「大好き!」と伝え、
佐藤さんも気持ちを言葉にしてメンバーに返し、
5人は強いハグを交わしました。




「人懐っこい」のは、「寂しがり屋」だから。
まだ少し「自信をもてない」から…。

16歳になりたての細い肩には、大人たちの期待だけじゃない、
沢山の不安と自信が入り混じっている。


そんな、本人の不安をよそに、
天から与えられたルックスとセンスと幸運に導かれて、
これからも歩みを止めることはできないだろう。


それでも、いつも隣には、
一人の女の子「佐藤ありさ」の心の深いところまでを理解して、
一緒に泣いてくれる4人のメンバーがいる。


だから、今日も、戦えるんだ。

だから、今日も、笑えるんだ。

だから、今日も、歌えるんだ。



「一人の不安」は乗り越えなくていいんだ。


だって、



最初から「ひとり」じゃないのだから。

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